映画字幕は翻訳ではない

いよいよ読んでしまいました。
以前通っていた映像翻訳学校で「読みましたよね?あたりまえですけど?」と
言われてからというもの、常に(隠れ反抗期継続中)のかわいくない生徒の自分は、
完全にこの本を手に取りたくなくなり、今日まで距離を置いていた一冊でございました。
 
が、今度の転校先の先生も、話の端々に清水俊二さんの著書が登場するので
(この先生が言うのなら)と読ませていただきました。アマノジャク。
 
しかしこの本は読んでおいたほうがいい。話に出てくる映画のタイトルは
観ておいたほうがいい。歴史を知らずに、新しきを築けないというのは
こういうことなのかなと思いました。ざっくりした感想で恐縮ですが。
 
私たちはすでにルールも環境も整ったところから学びをスタートしたけれど
そのルールはどうやって蓄積されてきたのか、どんな背景があるのかを
一旦吸収させてもらってから、現代に馴染ませても遅くはない。
と、思った次第です。
 

映画字幕は翻訳ではない

映画字幕は翻訳ではない