「月に囚われた男」

先日、Jake Gyllenhaal が受けていたインタビューを読みまして。
その中で、彼の最新出演映画の監督 Duncan Jones が、
David Bowie の実の息子であることを知り興味津々。
Duncan James 初監督作「月に囚われた男」を観て、
是非新作の監督をやってほしいと依頼したとのこと。
あらそっちの映画はどんな感じなのかしら、と思いたちレンタルしてきました。
 
感想は、とてもシンプル、でしょうか。とてもミニマルな印象。
いくらでも派手にハリウッド的にデコりまくれそうなストーリーを、
最小本数のクーピーペンシルで書きました、みたいな感じ。
 
それでも主演の Sam Rockwell は立派に熱い演技をしているし、
実は Kevin Spacey がコンピュータ GERTY の声を淡々と演じていた。
冷たいものと熱いものの、イギリス的なバランス感覚が素敵でした。
秋の夜長、ゆっくりした時間におすすめしたい映画かな。
 
こうなると監督最新作を観たくなりますが、なぜに原題 "SOURCE CODE" が
邦題「ミッション:8ミニッツ」になりますか。あまりセンスが感じられなくて無念。
 
あと、何か私は勘違いしているようなのだが、Sam Rockwell って
スタンダップコメディのひとかと思っていたら違ったようだ。ごめんなすって。