プチIリターンのことを考えまくった一日でした。
 
街なかで生まれ育った自分は、Uターンラッシュなどの報道を
常日頃、羨望のまなざしでみています。
 
いま居る場所以外に、帰る場所があるというのはとても羨ましい。
そして帰った先には心落ち着く環境や自然があって、リフレッシュができるという。
東京生まれ育ちには、そんなもんがありません。
 
そのせいなのか、歳を重ねていくうちに地方へのIターンを考えるようになりました。
若い頃からそう考えていれば、とっくに永住先も見つけていただろうに。
いつもおかしなタイミングでその時はやってきます、私の人生。
 
しかし、東京で事務職を長らくやってきた自分に、果たして
農業は勤まるのだろうか、と不安が多過ぎて、夢物語の域を
まったく脱することができません。
 
そんなこんなで、ここ最近、東京近郊の友人宅の実家を訪ねることがしばしば。
 
山手線エリアから、北関東方面に40分ほど電車に揺られて到着したその駅は
新潟のかおりがしました。夜の空は深く暗く、聞こえるのは蛙の鳴き声くらい。
各家の庭で家庭菜園がつくられているような、太陽に近い素晴しい環境。
久しぶりに、夜らしい夜、朝らしい朝、を体験したお泊りでした。 
 
今度は、山手線エリアから南関東方面に電車とバスで1時間ほどの友人宅へ。
私の大好きな昭和に建てられた団地でした。そこも夜はものすごく静か。
部屋も江戸間で広く、ベランダも植物もりもり育てられるくらい広く、
ご老人にやさしく作られているこの団地には、猫も多い。
ここに住みたいなぁ、と心から思いました。それは昨日の出来事。
 
この連休、その団地に移り住むことばかり考えて終りそうです。
まずは転職しないと。その生活にシフトするためにできることをはじめないと。
 
少しく目標ができた海の日でした。
明日は誕生日。