イギリスのカスタード

ボールいっぱいのカスタード

英国に出張していた職場の知人に「カスタードを買うてきてください」
とお願いしたところ、お湯で溶かす粉末カスタードミックスを頼んだ
つもりが、缶詰カスタードをくれた。500ml 。結構重かったでしょう
とたずねたら、出張先のひとにカスタードはどこで買えるか尋ねたら
「君はカスタードが好きなのか!じゃあ買うてきたるわ」と、結局、
うまいんだからコレ、と 9つも缶詰を持たしてくれたとか。
やー、重かったろうに。えろうすんません。


というわけで、若かりし頃にホームステイ先でデザートとして出された
この “カスタード” のスープに浸ったケーキを、はじめこそものめずらしく
食べたものですが、それからというもの、よくスーパーで粉末ミックスを
買ってきては、ボールいっぱいのカスタードを思う存分食べたものだ。
それは小さい頃にやった、ボールいっぱいのフルーチェと似た欲望。
ほかほかのカスタードに、マリービスケットをつけて食べるのが
好きだったなぁ。楽しかったなぁ。若かったなぁ。懐かしいなぁ。
と、ちょっとおセンチになってみた。