考え続けてたどり着いた結果

いろいろ紆余曲折ありながらも、実のところ、
ゴールまでの道のりの6割くらい来ているのかもしれません。
 
ここ3年くらいを振り返ってみました。
 
突然、5年近く勤めていた、ぬっくぬくのIT系会社での事務職に不安を覚え
女性で年齢いっても必要とされる経理部門へ大きな鞍替えをはかる。
 
転職の直後、ほんとにその1ヶ月後にリーマンショック勃発。
前のIT系事務職時代の派遣同僚がのきなみ、会社都合で契約終了。
いのちびろい、とはこの事かと胸をなでおろしたものの、
それから、毎日まいにち、体力の限界点を迎えるくらい働いて早1年7ヶ月。
まるで、前職の5年のぬるくてふざけた事務職時代の日々との帳尻合せの如く。
ほんとに毎日全力投球。不況のTSUNAMIも相成って、心底神経衰弱の日々。
 
そうこうしているうちに、現在の職場で一生を終えたくない、という気持ちが
少しずつかたまりはじめ、どんどん大きくなって、ぐんぐんひとのかたちになって、
燃え尽き症候群の私の背中を押してくれました。「好きなことやろうよ」って。
 
今年に入ってから、自分が好きなこと、やりたかったこと、を思い出しつつ
それに向かって出来ること、を探して、というか思い出してきた。
思い出すたびに「私、○○をやろうと思う!」と報告を受ける友人たちや家族は
辛抱強く「そうか、それはよかったね頑張って」と答え続けてくれた。
たとえ1週間前に報告した内容が、完全に入れ替わっていても。
やさしいなぁ、みんな。心の底からありがとう。
 
そしてたどり着いた、昔からのささやかな夢。それはお針子。
10年前に買って、最近までお蔵入りしていた為に錆び付いていた職業用ミシンを
もうちょっと自分の身の丈に合った家庭用ミシンにブランニュー。
それでこのブログのタイトルもちょっと追記。至極ささやかな意思表明。
 
大きな失敗のなかの小さな奇跡が積み重なって辿り着いた今の安定。
道はまだ半ばだけれど、今の状況に感謝して、先に目を向けよう。
 
かしこ