自分に向いているもの探しの旅

ここのところ、今まで自分に向いていると思っていたことが
実は案外向いていないんじゃないか、とヒヨったところに
「あー、君はそれ向いてないじゃん昔から。今頃ナニ?」
などといわれることが何度か続き、自分というものは何ぞ?
と自問自答をする機会に恵まれた。


“恵まれた”というからには、落ち込んでいるわけではない。


それで最近、いろんなことを割り切って考えるようになった。
これからの人生は、さざ波にわが身をフローティング。
なるようになるさ、を合言葉に生きてゆこうと決めました。
そりゃちょっと無理だと思ったら、すぐあきらめます。
でも自分にとってそりゃ大事だと思ったら、貫きます。


いつでもキリキリ目くじらたてていたことを、
「いいじゃないの、そんなこと」と自分を押さえ込むのって
結構エネルギーが要るもんだ。ココロの羽交い絞め。


自分ってばアウトゴーイングな人間だもん、と信じて生きてきたものの
どうもそうでもないのかも、という検証結果がそこかしこに。
光の当たらない部分にたまったソレを見ない振りして、
明るい自分を楽しんでいたけれど、息が切れるんだな。
そいでもって息継ぎのインターバルがだんだん短くなってきた。
なにゆえ?と自分でも不思議だったんだけど、きっと理由は“ソレ”。
ソレも自分の一部であることを認めなくちゃいかんのですきっと。
認めることが、呼吸することなんですきっと。だから
呼吸しながら楽しめば、息継ぎのために足を止めなくなるんです。
呼吸をしましょう、呼吸を。


きっといつかは自然に、浮浪雲のようにのらりくらりと
のんびりした気分で過ごせるようになるんだろうか。
とりあえず、はじめてみようと思います。