気になりはじめた

本を読むのが遅いので、まだ司馬遼太郎の『新選組血風録』を読み中。
池田屋異聞」のところで、赤穂浪士新選組より100年以上前に
起こったことだということを知る。歴史の授業で習ったはずだが
当時はまったくもって興味がなく、すべて耳をスルーしていた。
山崎蒸(『御法度』ではトミーズ雅)の祖父が、実は四十七士に
なりそこねた(死ぬのが嫌だと敵討ちから逃げた)人であったこと、
後の池田屋で、英雄となった四十七士の孫との対決劇があったことを知る。


彼らの主君が眠る泉岳寺は、高校の通学路沿線だったせいか
なんだか馴染み深い。四十七士は英雄とたたえられ、遺族も
周囲に手厚く迎えられたらしい。が、死にたくないと逃げた
300近くの者達は、身元を隠さないと酷い仕打ちに遭ったそう。
と、そんなことを読んでいたら、ちょっとそっちの話にも
がぜん興味が沸いてきた。
新選組を読み干したら、忠臣蔵のほうにも手を広げてみよう。
GW中に泉岳寺を訪れるのもよいかも。<参考資料>


ていうか、日本人なのに歴史のこと知らなすぎだよ俺っち。