司馬遼太郎著「新撰組血風録」

ポトリのアイドル担当に、ゲームの「新撰組」を貸してくれといったら
まだクリアしていないので、とこの本を貸してくれた。
読んでおけ、ということらしい。

ぱらぱらと目次をめくってみると、ある章が目に付く
「前髪の惣三郎」
これはあれだ、どこかでみたぞと本棚をあさって一冊の映画パンフをつかむ。
大島渚監督の『御法度』だよ、これこれ。これの原作だよ。
というわけでまずは「前髪の惣三郎」を、あの映画キャストを
あたまに浮かべながら読む。沖田は映画では武田真治だった。
ああ、あの頃の松田龍平はきれいだった。
大島渚があの映画を彼で撮りたかった理由がよくわかる。

などということを考えながら、「新撰組！」を観てみたら
綺麗な顔した俳優ばかりが集まっているので、ありえない。
こんな新撰組だったら、衆道だらけで大変になりそうだ。
だって、惣三郎が加わったって、際立った美しさが目立ちそうもないもんな。

と、いうわけで DVD を買おうとココロに決めた。